独学で行政書士の資格って取れるの?
結論・・・取れます。
何故ならこんな自分でも取れたから。
勉強のスタイル
自分は家にいる時は、子供との時間を1番大事にしています。
なので家ではほとんど勉強しません。
やりたくてもどうせうるさいし、邪魔されるし、どっか連れて行けっていわれるし。
その代わり、外出時や仕事に行く時などは常に1冊問題集を持っていくようにしていました。
ちょっと5分くらい時間ができたら問題を解く。
出勤前は早く行って問題を解く。
退勤後は残って少し問題を解く。
勤務中も休憩時間中は問題を解く。
とにかく隙間時間は絶対勉強するスタイルでいけば1日トータルで平均2.3時間勉強できてしまいます。
そんな感じで1年でトータル1000時間程度は勉強できたんではないかと思います。
なので、今思い返してもめちゃくちゃ苦労して勉強してきたような記憶はそこまで無いです。
勉強するのが自然体になっていたのが大きいです。
1年中隙間を開けずちょこちょこ勉強を続けていた事になるので記憶法的にも良かったのかもしれないです。
知らんけど。
テキスト選び
自分が独学で取得した行政書士の勉強法についてお話したいと思います。
まず最初に大事なのがテキスト選び。
自分は2年間勉強したので1年目と2年目で買い直しをし、2つの教材を試したことになります。
正直、1年目の教材でそのままいけなくもないと思いましたが、やっぱり答えが変わっている問題なんかもあるのでやっぱり最新の教材をおすすめします。
古い教材を使って1問落としたりする可能性を考えると安いもんに思えてきます。
去年と違ってもうちょっとちゃんと調べて、YOUTUBEなんかで沢山おすすめに上がっていたのが、合格革命の肢別問題集とウォーク問!
正直とてもよかったです。単純にページ数も多く、その分範囲もしっかりフォローできるイメージ。
去年本屋で悩んで悩んで教材をチョイスしたけど、なんでこれを選ばなかったんだと感じました。
行政書士試験の問題とは
行政書士の問題はどんだけやっても、実際の試験では見たこともないような問題が出てきます。
誰がとけるねん!ってなります。心を折ろうとしてきます。
知っているはずの問題でも右から聞いてきたり、左から聞いてきたり、素直な聞き方をしてくれません。
ようは、本当に条文や判例、意味や内容を理解しているかを問われている感じです。
しかも5肢もあって本当に頭が真っ白になります。
試験は3時間もあるのに、ちょっと考えこんでしまうとどんどん時間が過ぎていって全然足りなくなります。
時間との勝負。プレッシャーとの勝負だとも感じました。
例えば、5肢の中で×を選べで、マジわからん問題が4問出てきても、絶対に自信がある肢が×の答えだったら問題は解けるのです。
心を折らずに冷静に向き合えれば、あっ!答えはこれだっ!って解けたりします。
結局聞かれているその答えは基本的な問いだったりするので、やっぱり幅広く一生懸命勉強する事よりも、基礎をしっかり固めて自信を持って答えられるようにしていかないといけないのです。
具体的な独学勉強方法
自分は、テキスト、肢別問題集、過去問題集、判例集、記述式対策本、ポケット六法を使いました。
テキストは最初に1回通して読んで、その後1回も開かなかったです。笑
去年の試験で知識不足や知らない判例についての問題があったので今年は判例集を絶対読もうと思っていました。いざ読み進めていくと、結局だいたい有名どころは問題集などで知っているなという感想でした。それでもまた知らない判例が出てきて悔しい思いはしたくなかったので1通り読み切りました。絶対読んどくべきかといわれると、もしかしたら読まなくてもいける方はいけるかも。って感じです。それよりも有名な判例を全部しっかり理解しているだけでいいのかも。
ポケット六法も1回読みました。この方法はマジ意味なかったですが、それはわかっていても途中でやめるのが嫌で最後まで読んじゃいました。使い方は完全に間違っています。良い使い方は、問題で気になる条文が出てきたら六法を開いてチェックして、また気になる条文が出てきたらチェックして、ってしているうちに何度も調べている条文に気付き始めてそこを重点的に覚えていくって感じですかね。
記述対策本。記述は本当に苦手で、なんで苦手かは勉強が進むにつれてわかってきましたが、それでも終盤もやっぱり苦手でした。記述は必至に書こうとして練習しても難しい。何故なら早い段階では条文を覚えてなかったり、肢別問題の各問を理解しきって説明できるまでのレベルにできていないから。そんな奴がすらすら書けるわけがない。という事で記述対策は試験前2か月くらいから少しやりました。去年よりは書ける事は増えましたが、これ以上の成長は無理かもって思い、ある程度で諦め、それよりも肢別を完璧にすることに力を振りました。
肢別問題集。自分はこれが1番重要だと思って重点的に勉強しました。極論、もし肢別問題集1冊全部の問題を全問正解できて説明もできるようなレベルになればそんな人って合格するんじゃない?って思ったからです。公務員の民法問題に手を出したり、司法書士レベルの問題に手を出したり幅広く深くやるよりも、この肢別問題集1冊を本気で理解するべきと去年の失敗から自分なりの答えを持っていました。約1000ページの問題を去年の5周からのスタートで結局10周までしました。5周目6周目になってくるといままで正解していたような問題でも見える世界が違ってくる事に気が付きだします。7.8周目でさらにもうひと段階違う感覚も覚えました。その問題とは違う問題が理解できて解けるようになったからこっちの問題の理解にも繋がり理解が深まるとか、何故そうなのかがぱっと答えられるようになっていたり、条文が浮かんだり。本音を言うと15周くらいまではしたかったですが、結構いける予感がありました。
過去問題集。これも肢別問題集と似た感じの勉強方法でしたが、本番の5択に慣れるという意味合いもあったのでしっかり回しました。肢別問題集の方が大事だなと思ったのは、5択だと、正解肢を覚えてしまっていたり、正解じゃない肢については深い理解がなくても正解して進めてしまうからです。それでも、過去問題集も大事なのには変わらないのでちゃんとやりました。
勉強を終えて試験本番に向けて
問題集勉強開始から、2周目3周目の時は全然正解もできず、
答え肢を覚えてしまうのでもいいから早く覚えたい。悔しい。って思っていました。
最終的に肢別問題集も過去問題集も95%くらいの正解率になっていました。
そりゃ何回も解いていりゃ答えは覚えてきますが、
最後は何故その答えになるのか説明できるまでになっていたので、少しは自信が付いていました。
ここまで一回も触れていませんが、一般知識についてはノー勉強でした。
去年もわけわからんながらもなんとか半分以上解けたので、今年も運に任せようと。
今思えば怖って思いますが、でもどうやって勉強するん?って感じです。
逆に誰か教えて?笑
あっ、でも取るべき部分は勉強しました。個人情報保護法や文章理解。
個人情報保護法は肢別でしっかり勉強したし、文章理解はナチュラルに得意だったので助かりました。
あと残すは試験本番!
試験当日はやっぱり変な自信がありつつも、
今年落ちたらまた来年も同じ勉強をしないといけないのか~嫌だな~っていう緊張感。
資格試験を受けてて思うけど、試験直前に机に沢山テキストなどを広げて頑張っている人がいるけど、
そうならないように、当日までに悔いのないように勉強しようね。
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