行政書士試験に合格しても、その後の開業に向けてどう実務の勉強をしたらいいのだろう。
行政書士試験で勉強した内容は実務に活かせるのか。
どれくらい実務の勉強をしたら開業できるのかなどが気になりました。
まだ開業に向けて準備の時間があるので今のうちに少しでも勉強したいと思います。
行政書士試験の内容は実務に活かせるか
行政書士試験で一生懸命勉強してきた内容は実は実務に直結しているわけではありません。
行政書士として活動していく為の素養があるのかの試験といった感じです。
勉強してきた民法や行政法などが全く実務で活かせないかというとそういうわけではないですが、
どういった手法で実務を進めて行くかには直結しないという意味です。
試験内容には実務を行っていく為に必要な知識の行政書士法が試験範囲に入っていないです。
令和6年の試験からは導入されるようになるようですが、
これは昨今行政書士が逮捕されるといったような事案が増えてきたりしていることに
起因していると言われているようです。
どんな事をどのように学ぶのか
行政書士として実務を行っていく為に学ばないといけない事や不安に思う事を思い起こすと、
- 行政書士登録方法
- 開業手続一連
- 電話受付からの流れ
- 面談方法
- それぞれの業務でどんな必要書類があるのか
- 雛型や書類形式
- 報酬受け取りの流れ
- 各業務の知識や内容や調べ方
ざっと思い浮かべてもこれだけあります。
自分はどのように進めて行くか考えましたが、
まずはYOUTUBEを見漁ることをしました。
気になるピンポイントな内容について取り上げている方はいくらかおられますので、
とにかく内容を掴めるまで色々見ました。
だいたい気になる事って他の皆さんも困って調べていたりするので、
それに答えるようにYOUTUBEに上がっています。
実務本という物は物凄くよかったです。
引き合いから面談、お客様に用意してもらう書類等や自分が何の書類を用意する為にどのようにどれくらいの期間を掛けていくのかなど事細かく書かれているような書籍もあり、非常に勉強になりました。
だいたい相続なら相続としての1冊の本、
建設業なら建設業のみで1冊の本といったようになっているので、
ご自身が勉強したい分野に特化して勉強できます。
その他の勉強方法は、実務講座や研修や勉強会に参加するというものです。
行政書士登録すれば様々な研修会などに参加することができるようになりますし、
しっかりお金をかけてでも実務を学びたい方は実務講座などを受ければよいようです。
一番実務についてしっかり勉強ができる方法としては、
行政書士事務所に就職、アルバイト勤務 があげられます。
しかし、行政書士の求人は非常に少ないのでなかなか見つけるのは難しいです。
実務より大事なこと
どうやって実務を覚えるか非常に悩むと思います。
自分も隙間時間でできる限り勉強しておこうと思っていますが、
そんなことよりも集客が大事という意見をよく見かけます。
独立開業するならば実務経験よりも顧客を獲得できるかどうかを勉強すべきということです。
考がえてみるとそりゃそうですよね。
そもそもお客様からの依頼が無ければ実務で悩むことはない。
あとは、実際に仕事を引き受けて、
そこから試行錯誤して学んでいくことが大事なようです。
本来お客様がご自身で書類を揃えて申請する事を代行してやる事になるので、
しっかり調べて進めて行けばなんとかなるそうです。
なんとかなるというかなんとかするが正解かな。
かといって、やはり未来のお客様の為に勉強するに越したことはないですが(*´Д`)
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