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行政書士試験の内容が変わる

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資格試験を受験する際はどういった試験対策をしているでしょうか。

自分はだいたいテキストと予想問題集と過去問題集の3点セットで勉強します。

資格学校や通信講座を受ける方以外は、皆さんもだいたいそうですかね。

資格難易度が上がるにつれてプラスで肢別問題集など冊数も増えていく感じですね。

行政書士試験はどういった勉強をするのでしょうか。

自分の行政書士試験は完全独学でした。

受験勉強に向けて用意したものは、

テキスト、肢別問題集、過去問題集、記述式対策本、判例集、ポケット六法でした。

テキストは行政書士試験の全容を把握するのに一読したきり触りませんでした。

ポケット六法も一読しただけでほぼ使いませんでした。

判例集も一読しただけであとは使いませんでした。

記述式対策本は2周しました。

テキストなどそれぞれ読んで把握して、どう勉強していくかがなんとなく道が見えました。

自分的に1肢1肢完全理解する為に肢別問題集を主軸に勉強しようと決心しました。

あとは、試験形式に慣れる為にも過去問題集も回していこうと思いました。

過去問題集は1肢1肢理解していなくても他の肢がヒントになって答えがわかってしまう

という欠点があります。それでも1肢ずつ説明できるくらい理解する事を念頭に勉強していきました。

1番大事な肢別問題集は1肢1肢全部説明できるようになるまでやろうと気合いを入れました。

極端な話、肢別問題集が全問100点なら他の教材に惑わされなくても合格するんじゃない?って思ったからです。

肢別問題集は目標10周程度、過去問題集は5周程度を目標にスタートしました。

独学だし、家では子供に邪魔されてやりにくいので仕事などの隙間時間だけでやることに決めていました。

仕事の休憩時間や仕事終わりなどはしんどくても絶対問題集を開くように努力しました。

勉強する時間を毎日決めて、よしやるぞ!っと気合を入れて向き合うと気が乗らない時はやらないかもしれないし、

今思えば、隙間時間に数問ずつ毎日毎日こまめに継続してやる方が効果的だったのかもしれません。

一般知識は普段からニュースなどを見るように意識する程度で、対策する気は0でした。

文章理解問題の国語力は実力勝負でいく気満々でした。ダメなら仕方がないと思っていましたが、

唯一対策できそうな個人情報保護法は勉強しました。

記述式は本当に苦手で最初は何も書けないくらいでしたが、

勉強が進むにつれて知識が増えていくとだんだんと何かしら書けるようになりました。

最終的にそこまで対策できず苦手で不安なまま挑みましたが、その分択一式で補うつもりだったのです。

1年目の試験はそこそこの勉強で挑み失敗しましたが、それでだいたいの感覚は得られたので

2年目はこれでいけるんじゃないかという程度は見極めて勉強し、何とか合格できました。

試験に合格してからは、開業に向けて勉強していくのですが、

様々な分野の実務をどう調べていくかがまず難しかったです。

建設業許可、産廃業許可、遺言相続などをネットで内容や実務方法などなんとか調べつつ、

実務本を買って読んでいき、なんとか行政書士という仕事の全容がわかってきた感じでした。

試験で勉強した事がほとんどでてこないなと感じました。

ある程度どんなことをするのかわかってはきましたが、

実際に実務を経験するまではいくら実務本を熟読しても絶対に身につかないなと感じました。

いろんなところに書いていますが、

開業して依頼を受けてから自分で調べつつ覚えていくのが最善の近道だと思います。

行政書士という仕事をしていくに当たって必要な法律に、行政書士法というのがあります。

なんと、試験にはいっさい出てこなかったのです。

でも実務をするうえで絶対に守らないといけない法律なんです。

そもそもなんで試験にでないのか疑問なんですが、

いよいよ2024年の試験からは試験範囲になるようです。

自分は運任せだった一般知識の分野の一部として行政書士法が入ってくるようなので、

今までの政治・経済・社会といった一般知識分野は

範囲が広すぎて勉強の仕方がわからなかったですが、対策しやすい事になりそうです。

実務で重要な法律なんだから絶対に試験に出した方がよいですよね。

行政書士法を何も知らずにほっぽり出された合格者は合格後も勉強が大変です。

ま~どちらにせよ勉強はずっと継続が必要そうですが。

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