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行政書士試験の記述式問題の勉強方法

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行政書士試験の勉強を開始するにあたって独学の自分は少しでも効率的に進める為に、

YOUTUBEやネットで人気の教材を調べました。

人気の教材を調べ、これだと思うテキスト、問題集、肢別問題集、判例集、ポケット六法、記述式対策本などを買い揃えました。

勉強の進め方やペース配分についてもざっと調べて自分なりにイメージを膨らませました。

自分は行政書士試験を2回受けたのですが、

1年目は最初の方にテキストや問題集、そして記述式対策本へとぐるっと1周勉強してみました。

テキストは行政書士試験というものの全体像を把握する為に、

1周目の問題集は本当に意味わからない問題ばかりでしたが気にせずこれも把握する感じで、

そしてそんな状態でやってみた記述式対策本。

全く解答できませんでした。0点!

今思うと、そりゃそうですよね。基礎も何もできていないのに。

いろんなサイトやYOUTUBEを見ていても、

記述式対策は8月9月あたりからでいいといった事をよく見ますが、自分もそう思います。

っていうか、早い段階では基礎も知識も何もないのでできなくて当然です。

ただ、どんな問題の聞かれ方をするのかはこの時把握しておいた方が良いと感じました。

その後の勉強で問題集を回す際などに、記述式ならどう聞いてくるかな?

という意識を持って答案していれば、問題に対する理解や覚え具合も違ってきます。

ようは、記述式対策は基礎などある程度知識が入ってから取り組むべきで、

自分的にも8月9月頃からがいいのではないかと思います。

記述式は、毎年法令等科目の範囲から40字程度で解答する問題が3問出題されます。

1問が20点で3問で60点です。全体で300点満点のうち、20%を占めています。

民法が2問、行政法が1問出ます。

民法の問題は比較的に長い文章で聞かれることが多く、すごく焦るのですが、

落ち着いて聞かれていることを把握し、条文を思い出して解答するといった感じです。

行政法は択一式で○×と判断してきていることを、

しっかり条文など理解したり覚えているか書かせているといったイメージの問題が多いです。

難易度は年によって違い、部分点という概念もあります。

解答時に毎回字数が少なくなってしまう場合はまだ知識が薄いのかなと思います。

書ける引き出しが少ないからだと思います。

択一式が正解率が8割9割になるくらい勉強する事を優先した方が良いと思います。

それくらいしっかり内容を詰め込めれば記述式の問題で問われていることに対して、

思い浮かぶ条文や判例などが出てくるようになっていると思います。

それでもやっぱり、頭にある知識を文章にアウトプットするという作業は

練習しないとなかなか上達しないでしょう。

ある時期からは1日数十分でも記述式対策にあてた方が良いとは思います。

自分はそれでもなかなか記述式が上達しませんでした。

あまり頭が良くないのでいくつか浮かぶこれかなっ?っていう内容を

ぎゅっとまとめるのが苦手でした。

そういうのも判例や条文をしっかり覚えていれば対応できそうなのですが、

まだまだ勉強が足りていなかった感じでした。

いつまでたっても苦手を克服できない記述式だったので、

2年目の途中で自分はある程度割り切っていました。

もう無理なものは無理!記述に力をいれるよりも、

択一式を本気で対策して、択一式で180点近くとっちゃえば安心じゃね?と。

あとは、択一式でしっかりつけた知識で記述式の部分点をもらえれば御の字ではないかと。

1年目は舐めていたのもあり、勉強量も圧倒的に足りず、

択一式前半でかなり時間を使いました。

三分の一も解いていないのに残り時間は半分を切るという状況。

焦って駆け足で進めて、記述式はざっと見て意味わからん!

となって飛ばして最後に回しました。

一般知識で足切りになったら元も子もないのでと思って先にやったのですが、

NO対策の自分は一般知識も合っているのかまったくわからないまま突き進みました。

そしてなんとか残した15分で記述式3問に挑みましたが、

本当に意味が分からなく、でも白紙だけは避けたくて急いでそれっぽい単語をかき集めて書きました。

結果は十数点でした。思ったよりとれている事に逆にびっくりしました。

試験が終わって実感したのは、そもそも実力が足りていないなと。

択一式に時間を使いすぎ=知識が足りていない=判断が遅いといったふうに実感しました。

結局自分は戦略的にどこを先にやってどこを最後にするとかっていう方法は好きじゃありません。

だって順番変えるとか実力不足なだけやん結局順番変えても解くやん悔しいやんってなりました。

なので結局2年目は順番通り進めました。

憲法、会社法、商法など、戦略的にあまり力を入れず勉強はそこそこで解答も後回しにするとか

もあるとは思います。自分は捨て科目とか本当にもったいない精神で嫌だったので少しでも勉強して、

効率を意識しないようにしました。

1年目の記述式は本当にわからなくて、本当になんとか単語を寄せ集めて部分点狙いでした。

そしたら意外に十数点とれていたのでびっくりしました。

2年目はある程度時間も余裕があり、知識もあったのでしっかり考えることが出来ました。

単語のみではなく、問われていることに対してしっかり文章で答えられました。

3問とも割と真っ当な解答をできたと思い、そうでなくても部分点もしっかりあると自信がありました。

3問目に関してはワンチャン20点もあるのではないかと思うほど。

下手したら3問マックス近い評価でも嘘ではないというほど書けた気でいました。

1年目もそうでしたが、2年目も試験が終わったらすぐ解答速報を見て自己採点をしました。

結果は記述式抜きで176点!!!!

お~!!

やったやん自分!!ってなりました。

記述式も自信があったし、ダメでも部分点だけで考えても絶対イケると確信しました。

結局合格したのですが、なんと得点結果は180点!!記述式は結果4点!!

冷や汗が出ました。めっちゃぎりぎりやん。

本当に落ちなくてよかった。。。

200点オーバーで合格すると思っていたのに。。

去年は適当に書いて十数点あったのに今年は自信ありで4点。

記述式問題は闇すぎる。。。

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